足るを知る
今年、鹿児島知覧に行って
色々な事を学んで帰ってきた中で
「足るを知る」という事もそのうちの一つ。
この言葉は中国の老荘思想からのもののようですが
捉え方としてはとても控えめな
分別をわきまえて、分相応の事・物の考え方をする
・・・という事でしょうか?
必要以上に望むことをせず
今あるもの・事・場所でシッカリとやりなさい・・・
つまり、上司から部下に向かって
今の状況は決して十分ではないが
望んでばかりではなく
もっと大変な人がいるんだから・・・
こんな具合に下を丸め込んで
大変な思いは、大変ではない!
自分を成長させる為のものなんだ<(`^´)>
・・・等と自分だけいい思いをして
下はいつも苦労ばかりな人がいるかもですね?
私はこの「足るを知る」という言葉は
嫌いではありません。
ただ、私も結構跳ね返りの強かった時代があり
その当時はこの言葉を何とも思っていなかったですね!
では、今はどうかと云うと
時と場合によってというか?
根底にはこの思想はあった方が良いと思いますが
人は一所で止まっている訳ではありませんから
その時、その場所、成果によって
求めるものはものはシッカリと求める
要望がある時はシッカリと要望する!
ただ、ここで問題なのは
人は一所には居ないというのは
上ったら上がったままの位置でいる訳ではない
それを勘違いして
役職が付いてしまうと偉くなってしまい
実力、行動力共にピークを過ぎたのに
足るを知らない人が多いような?
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