足るを知る

今年、鹿児島知覧に行って

色々な事を学んで帰ってきた中で

「足るを知る」という事もそのうちの一つ。


この言葉は中国の老荘思想からのもののようですが

捉え方としてはとても控えめな

分別をわきまえて、分相応の事・物の考え方をする

・・・という事でしょうか?


必要以上に望むことをせず

今あるもの・事・場所でシッカリとやりなさい・・・


つまり、上司から部下に向かって

今の状況は決して十分ではないが

望んでばかりではなく

もっと大変な人がいるんだから・・・


こんな具合に下を丸め込んで

大変な思いは、大変ではない!

自分を成長させる為のものなんだ<(`^´)>

・・・等と自分だけいい思いをして

下はいつも苦労ばかりな人がいるかもですね?


私はこの「足るを知る」という言葉は

嫌いではありません。

ただ、私も結構跳ね返りの強かった時代があり

その当時はこの言葉を何とも思っていなかったですね!


では、今はどうかと云うと

時と場合によってというか?

根底にはこの思想はあった方が良いと思いますが

人は一所で止まっている訳ではありませんから

その時、その場所、成果によって

求めるものはものはシッカリと求める


要望がある時はシッカリと要望する!


ただ、ここで問題なのは

人は一所には居ないというのは

上ったら上がったままの位置でいる訳ではない


それを勘違いして

役職が付いてしまうと偉くなってしまい

実力、行動力共にピークを過ぎたのに

足るを知らない人が多いような?


今回、どうなったら会社は良くなるか?
会社に対する意見を求めてみました。

色々と出ましたね!

中にはその当事者だけが感じている事

やはり否定的な意見が多かったですね!
これはこれで必要なことと思います
皆んなが皆んないい子ちゃんではダメです👎

お互いに切磋琢磨する為には
上下関係なく色々と意見がぶつかり合う
そんな活気のある集団が良いですね😄

その思考で大事なのは
代替案を出して討論できるか?ですね。

よく私も色々と文句を言う人間でしたから
『じゃあどうしたいと思っているんだ?』
と言われて
『だから〜』と
色々と屁理屈を言って
要求ばかり言っていた事を思い出します。

私は元々はトップダウンではなく
ボトムアップが好きな人間です。

そう言った意味で会社全体が
自分たちで作り上げるものになって欲しいと思っています。

yoshihiro honma's 『心の棚卸』

東京の国立・国分寺・八王子で美容室4店舗 ラ・ナチュール、ヘアアーティス、ヘアマジック、リゼット のマネージメントをしています。 過去に読んだ本やブログなど心に残ったことや、日々の出来事を 自分なりに整理し自分の言葉で置き換えアウトプットします。 心の棚卸をして日々の生活や仕事の交通整理をします。

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